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【黒子のバスケ】瞳の奥の真実

第5章 前に進む*



まずは桜っち達からの攻めだ、今はまりなさんがボールを持ってる。クロスオーバー!!いやフェイク!?インサイドアウトだ!一点入った…速い、やっぱだてに全中三連覇してるわけじゃないみたいスね。

「笠間先輩…まりなさんも凄いっスね…」

「さすがだな、矢野も全中三連覇した所の主将なだけある、技術も相当なもんだ。今のドライブも無駄な動きが一切ねぇ、付いてくのに精一杯だ。」


その後も二点、三点と、どんどん点数が入っていく、今は向こうの攻め。桜っちが相手のパスをスティールした!すげー読んでたんスか!?でも俺は、この後信じられないものを見た。


俺は今何を見てるんスか?目の前でおきている事に頭がついていかない…
桜っちがペネトレイトして相手をかわしていく、凄い速さでバックロールターンをしたと思ったらシュート体制に入った…まるでダンスしてるみたいに軽やかにやってみせる。
あれはフェイダウェイシュートだ。でもそれじゃあ止められる、誰もがそう思った。


どんどん桜っちの体が反れていく…嘘だろ?あんな角度から入るわけない。







「甘い!!そんなんじゃ桜は、止められないですよ!決めろーーーー!桜!!!」



ーーシュッ

入った…。五点目。決まりだ…勝った。



あんなシュートNBA選手とキセキの世代の青峰っちくらいしか打てないと思ってたッス…まさかそれを桜っちがやるなんて…


俺はその瞬間柄にもなく生唾を飲んだ…でもそれはここにいる笠間先輩、小堀先輩も一緒だったはずだ。



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