第3章 揺らぐ心*
あ”ぁぁーーーもう最悪。
出席番号順なら完全に同じチームだわ…
おは朝の占い今日一位だったのに。
「神白さん!よろしくッス」
「はぁ…お願いします。」
「神白さんって矢野さんと仲良いんスよね?矢野さんってバスケ部だったんだ〜」
「バスケ部も何もあの子は全中三連覇した桜蔭の主将でありエースだった子です。」
「マジー!俺と一緒ッスね!俺も全中三連覇した帝光中ス!」
「えっ!そうなの?」
三連覇??ていこう?
男子も全中三連覇するような強い学校だったんだ全然知らない。この人そんなにバスケが上手なんだ?でも海常のバスケ部だ、そのくらいの人がいてもおかしくはないよね。
「そうっスよ!キセキの世代!知らなかったンスか?神白さんバスケあんま興味ないんスね?」
フン。すいませんね!詳しくなくて
あの頃自分の事と自分のチームの事でいっぱいいっぱいで女子のチームでさえ把握するまで苦労したくらいなのに…
男子にまで頭回わらなかった。いや…興味がなかったのかもしれない。
それにしてもキセキの世代ってどこかで聞いたような気もする。