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【黒子のバスケ】瞳の奥の真実

第15章 その瞳の正体*



「桜ちゃ〜ん!!きーちゃん!早く早く!」

「あっ!うん!今行くね!黄瀬君、行こう!」

桃っちを追いかける桜っちの背中を見て思った…

ねぇ、桜っち…俺は、桜っち以外の女の子を可愛いなんて思った事ないっスよ…こんなに可愛い子世の中探しても見つからない。俺をここまで夢中にさせて、俺の心をグチャグチャにさせられるのも桜っちだけなんスよ?


「黄瀬ー!モタモタしてねぇで早くしろよ!」

「ホント青峰っちは、人使い荒いっスね!ちょっと待ってー!それより、どこ行くんスかー!!?」

「おめぇは、キャンキャンうるせぇんだよ!ちっとは、静かにしてろバカ犬が!」

「なんスか!その言い方!大体バカは、そっちだろーが!」

黄瀬君と青峰君が言い合いをしてる
青峰君って黙ってればモテそうなのに…なんか変わってる。

「フフ…」

「桜ちゃん?どうしたの?」

「ううん、ただ面白いなって思って…でも、桃井さんも大変でしょ?青峰君のお世話?」


「フフ。そうだねっ!あと桃井さんじゃなくて、さつきで良いよ!」

「うん、ありがと!」



「おい、ここだ!着いたぞ。」

青峰君が後ろを振り返り私達の方に声をかける。

ここは…ストバスのコート?でも、どうして?

「コート?俺と、青峰っちで1on1でも、やるつもりっスか?」

青峰君と黄瀬君の1on1かぁ!凄そうだな〜ふと、さつきちゃんの方を見るとなんだか顔が引きつってるような気がする。さっきと違って様子がおかしい。


「黄瀬とバスケする為に来たんじゃねぇ今日は、お前とだ…」

そう言って私を見る…

えっ?


エェェェェェェェェェ!!?私?!






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