第1章 *隣の席* [孤爪研磨]
「姫川さんは?」
「私は…わからないなぁ…」
今まで、告られてなんとなく付き合う…みたいな感じのことはあったけど、恋をしたことがないから…
「孤爪くんは告白とかしないの?」
「…したい。けど…きっと、ダメだから」
「そうかなぁ?孤爪くんなら大丈夫だと思うけど…」
「けど姫川さん、好きな人いないんでしょ?」
「いないと思うよ!多分!」
「なにそれ」
そう言ったあと、孤爪くんは小さな声で呟いた。
____じゃあ無理
5秒くらい遅れてその言葉を理解…できなかった。
…!?
なんで!?