第5章 *決心*[白布賢二郎]
* * *
私たちは17歳。
ちっぽけな高校2年生。
…このこと、賢二郎に早く言わないと…。
『あの人』が着くまであと1時間。
「おい、この服…」
うしろから声がして、慌てて振り向いた。
「…うん!似合ってんじゃん!」
「だから、なに?」
「あとでのお楽しみ!」
2人で、私が東京に来てからのことを話す。
「正セッター、なれたんだ!すごいじゃん!」
「まぁね…丁度昨日、一次予選だったんだ。春高の。…出てないけど。」
「え、なんで?」
「IHベスト8以上は、一次予選無いの。」