第4章 *届かない*[夜久衛輔]
* * *
「花音さん、こんなところにいたんですか…」
「あ、京治!」
衛輔と話していたら、あk((…京治が迎えに来てくれた。
私は早く起きたけど、そろそろみんな起きてくる頃かな。
今日の朝食は何作ろうか。
「それじゃあ、私行くね!」
「おう」
京治と話ながら食堂に向かう。
…不意に振り返ると、衛輔が苦しそうに顔を歪めていた。
少し涙目だったのは…気のせいかもしれない。
でも、衛輔のその姿に胸が痛んだ。
「…花音さん?どうかしましたか?」
「え、あ、ごめん!なんでもない!」
「それより花音さん、寝癖ついてますよ」
「嘘!どこ!?」