第2章 友達作り大作戦
来たらすぐに、瑞希くんが私の所に来てささやいた。
「今日は麻里絵とできるだけ話すように頑張ろう!俺達が上手くフってみるから」
「う、うん…!わかった…!」
そしてみんなの方に向き直った。
「りいなちゃんも一緒でいいよね?」
「うん、もちろん俺達はいいよ。ね、会長?」
「うん、いいよー」
「麻里絵達もいいよね?」
「…えっ。麻里絵どうする?」
友達の1人が戸惑いながら聞いた。
「…別に。私は構わないけど?お好きにどうぞ」
「良かった良かった!じゃさっそく食べよっか?」
そしてこれでお昼をみんなで食べる事になったものの…。
「それでこうなってさ~」
「へーそうなの?」
(どうしよう、全く話に入れない…。)
こんな事前からだったのに、気付くの遅いかも…。