第2章 友達作り大作戦
「…瑞希も思われてる事知らないからなあ。」
「うん…。」
「ま、もめ事とか起きない事を願うしかないけどな」
「そうだね。俺達もできる限りの事をして防いであげないと
」
そして4人は階段を下りて、教室に帰った。
こうして、“初の友達作り大作戦”スタートしたのだった…。
〈数日後…〉
(はあ…。全っ然ダメだ…。)
あれからこの数日間、瑞希くんが話すチャンスとか作ってくれるけど全く上手くいかない。
(でもよくよく考えれば、私どうやって友達作ったらいいかわかんないんだよね)
…まあ、その前に話す事が下手すぎて会話に入れないのもあるけど。