第9章 おそ松のおでん
お互い服を脱いでベッドに移動すると、主ちゃんは俺の上に乗っかりキスをしてきた。
「あら、随分積極的じゃん。おっぱいそんなにキモチよかった?」
冗談半分に言ったけれど、主ちゃんは恥ずかしそうに俺を見つめてくる。
「ん?どした?」
「あのね……もっと…して…」
「……」
ナンダッテーーーーー!?
(主ちゃんさぁ…いつの間にそんなエロカワなおねだり出来るようになっちゃったの!!??それはズルいでしょー!?ウルウルな瞳でそんなん言われたらさぁ、さすがのおにいちゃんもメロメロになっちゃうから!!…ん?おにいちゃん…!?)
「おそ松くん?急に黙り込んでどうしたの?」
「……おにいちゃん、もっとしてって言ってみ?」
「えぇっ!?」
主ちゃんの顔が耳まで真っ赤になった。
「言わなきゃやってあげなーい」
「そ、そんなの恥ずかしいもん…」
「イイからイイから!逆にイイから!恥ずかしがりながら言ってみてよ!ほら、おにいちゃんにおねだりして!」
主ちゃんは恥ずかしさを堪えるように、唇をキュッと噛み締めている。
「……おにぃ…ちゃん…もっと、おっぱい…して…」
(た、たまんねーーーーー!!!!!)
「イイ子に言えたなっ」
「キャッ!」
主ちゃんの胸が顔に覆い被さるように抱き寄せて、おねだりのご褒美を開始した。