第60章 チョロ松とオコタみかんしたい時に読む話
チョロ松くんはローター二本を手に持つと、
「……挟んであげるね」
「えっ、待って!ぁぁあああーっ!!ぃやあぁぁぁあーーっ!!」
イッたばかりで感じやすくなっているクリトリスを、両脇からキュッと挟んだ。
あまりの気持ちよさにガクガクと太腿が痙攣し、うわ言のように声が止まらなくなる。
痛いのか気持ちいいのか、くすぐったいのか感じているのか…もう分からない。
分かるのは、チョロ松くんの愛撫に乱れ、よがり狂う恥ずかしいわたしと、それを引き出す彼の征服欲。
わたしの全てを、自分の物にしたがる欲張りな本性。
もしかしたらチョロ松くんは…上も下も個性豊かな兄弟に挟まれ、人一倍自分を抑えてきたのかもしれない。
素直になれず、必要以上に自分を高めよう、皆を引っ張ろうと強がっていたのかもしれない。
抑圧された願望が、セックスの時に開放されているのだろうか。
自分だけを見て欲しいという願望が。
そんな焦らなくたって、わたしの全てはチョロ松くんのモノなのに。
チョロ松くんだけを見ているのに。
快楽漬けになりながらも、頭の中でふとそんな事を思い浮かべると、彼が愛しくてたまらなくなった。
「…あぁすごいよ…僕の愛撫でどんどんエッチな汁が溢れてくる…ねぇ、連続イキしてるの?ずっとヒクヒクしてる…」
ローターで挟まれた芽は、硬く膨張し痙攣が止まらない。
「あぁぁ…すごいぃっ…あぁぁあーっ!」
「もう我慢できない……挿れるから」
何回も絶頂を繰り返すわたしの中に、いつの間にかゴムを着けたチョロ松くんの肉棒が、ゆっくりと挿入された。