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おそ松さん〜ニート達の裏模様〜

第45章 お兄ちゃん全力でいっちゃうよ〜! 〜作者リク作品〜


おそ松視点



「あー、腰がイテー…」



フルコースで主ちゃんを堪能した翌日、俺は腰痛に苛まれていた。


腰を押さえながら階段を降りる。



「チョロ松〜俺のチョロ松どこー?」


「『俺の』って付けるな。鬱陶しいし気持ちわるい」



チョロ松は居間で一人ハロワ中。


いや、正確には見せかけのライジング中。



「俺の〜、ねーねー腰マッサージして〜!」


「おい、それ確実にワザとだろ!」



部屋には俺とチョロ松の二人しかいない。


つまり、使用可能なのはコイツのみ。



「あと、湿布も持ってきて、そして貼って。で、貼った上からマッサージして」


「いい加減にしろっ!せめて湿布くらい自分で持ってこい!」


「んだよ、じゃあ人がもらった饅頭食うな」



俺がそう言うと、舌打ちしながら湿布を持ってきた。



「ほら、パーカーめくって」


「優しいね〜チョロシコシコ!」


「なんでシコ二つ付けた?ねぇなんで!?」



ったく、いちいちツッコミ入れてないで早く貼れっつーの。



「あれ…何このアザ?」


「あ?」


「なんか、指先くらいの大きさで赤くなってるけど…わ、何箇所も!」



主ちゃん…いつの間にそんなとこキスマーク付けてたの?


寝た後に仕返しされた?



「だはははっ!それ、チョロ松くんにはまだちょっと早いかな〜?」


「早いって?——え……ま、ままままさか……っ!」


「ね〜早く湿布貼ってよぉ?」



顔を真っ赤にしながらぷるぷるしているチェリー松くん。



(コイツ…かわいいな)



シコ松のおかげで「童貞ドルオタに無理やり犯されるアイドル」という、新たなシチュエーションプレイを思いついた俺なのだった。



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