第2章 次男と露天風呂にて…
カラ松視点
露天風呂で甘美なひと時を過ごしたオレたちは、部屋に戻り浴衣を着てビールを飲んでいる。
「カラ松くん、見て!」
「夜空に咲く大輪の花…綺麗だ…」
窓から遠くの花火が見え、はしゃぐ主……とオレ。
普段はこんなに無邪気なのに、抱いている時は別人のように妖艶な姿を見せるお前に、オレはすっかり虜になってしまっていた。
(さぁ、またオレを夢中にさせてくれ…)
花火を見ている主の横に座り、浴衣の隙間に手を滑らせる。
「え?カラ松…くん?」
「さっきのではたりない。もっとお前が欲しい」
「で、でも今花火…ん…あっ…見てる…のにぃ…!」
胸を優しく揉みしだくと、嫌がりながらも俺を誘い込むその艶っぽい声。
2人の夜はまだまだこれから…だろ?
次章につづく…