第4章 光琉×優
「ドレスはどうなさいますか?新調されるのでしたら、直接お店へ行かなければなりませんが」
「そうね。あのドレス、ずっと使ってたけど入らなくなったし。新調するわ」
「かしこまりました。では連絡を入れておきます。いつ伺いますか」
「午後。無理だったら明日のお昼ね」
「わかりました」
優は電話を器用にピピピッと扱いすぐ連絡をする。
短時間で済ませた優。
やること早いなあ...
ドレスか。
今年はあんまりヒラヒラしてないのがいいな。
青とか緑とか、落ち着いた色がいい。
ネックレスはあるからいいか。
靴はドレスが仕上がってから。
はあ...
忙しくなりそうだな。