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Indispensable~ドリフターズ~

第12章 REUNIONー再会ー


迷いの無い足音が遠ざかって行く。

私の目尻に溜まった涙が、堪えきれず一粒溢れ落ちた。



ああ……どうか、神様……

あの人にもいつか安らぎが訪れますように。

豊久に出会えた私のように………

いつかあの人にも最愛の存在が現れますように。




「乗れっ……サムライ共!」

無言のまま土方歳三の背中を見送っていた私達の前に、勢い良くブッチさんとキッドさんが操る荷馬車が登場したのは絶妙なタイミングだった。
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