第3章 強×弱
放課後―
『すばるー行こう』
渋谷「アイツらは?」
『先帰るってー』
渋谷「おん・・・」
すばると歩いて駅に行き電車に乗る
いつもの駅を過ぎて、大きな駅で降りた
渋谷「何買うん?」
『ちょっとねー・・・』
先に歩いて、目的のお店に着いた
アクセサリーショップ
これがいいかなぁー?
こっちかなぁー?
独り言を言いながら買い物
すばるは、不思議そうに見てた
渋谷「誰に買うん?」
『ん?秘密(笑)』
渋谷「ふーん・・・」
『これとこれ、どっちがいい?』
渋谷「俺は・・・こっちかな?」
すばるが、適当に返事してる
わかってるけど
『ありがとう。じゃー買ってくる』
すばるが選んでへん方を買った
んで、さっきからすばるが見てたピアスを買った
『ありがとう』
渋谷「何か飲む?」
『うん!!』
コーヒーショップに行った
コーヒーを飲みながら、さっき買った物を出した
『すばるー。いつもありがとう』
渋谷「え?」
『お礼・・・したかってん』
渋谷「俺?」
『うん。開けて』
すばるは、開けてビックリしてた
渋谷「え?これさっき、俺が見てたヤツやん」
『うん。そやねん。違ったらごめん』
渋谷「おん。ええの?」
『うん。ほんまいつもありがとう』
渋谷「おん。ありがとう・・・」
『良かった。あ、あとさっきのは、章ちゃんのんね。言うたらあかんで?』
渋谷「おん。あ、ちょっと外出らん?」
『うん。』
テラス席に出て、外を眺める
渋谷「ヤスのこと好きなん?」
『章ちゃん?好きやで?だって、優しいやん。みんな好きやろ?』
渋谷「そういうーあれちゃうんやけどなぁー・・・」
『ん?』
渋谷「俺のことは?」
『すばる?すばるも好きやで』
渋谷「それはー・・・友達として?」
『秘密(笑)』
渋谷「もうー。何なん?お前」
『だって、自分から告白するよりされたいやん?』
渋谷「別にええやん。」
『ま、そのうち・・・(笑)』