第5章 決意
菅原side
俺はこれから
副部長として
セッターとして
チームに貢献したい。
その気持ちは、影山の才能を見せつけられて、大地の部長としての覚悟を見て、更に強くなった。
部員をまとめていく時に、大地ばかりに負担を掛けたくない。旭が戻ってきたら、あの時の様に負担を掛けたくない。
そのためには、俺が、もっと強気で攻めないといけないって、改めて思った。
大地は部長として、強い心で日向と影山の絆を作り、大きな包容力で風間の心を救った。
影山はセッターとして、攻め続けたから日向との速攻という武器を得た。
ならば俺は……
菅「…旭。」
副部長として、セッターとして、
アイツを
必ず連れ戻す。
アイツの武器を
100%生かしてみせる
俺の決意