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好きだ。-烏達の恋-

第1章 はじまり



そっと体育館の中を覗いてみると、オレンジ色の髪の男子が、目付きが悪い長身の男子のサーブを、レシーブする所だった

……が、


?「うおわ!」


あまりに強烈なジャンプサーブだったのでボールから逃げてしまう。



(腕もってかれそう……((((;゜Д゜))))



?「も、もう一回!!!」

?「はぁ?どうせ何回やったって……」

?「もう一度!!」

?「…………」


あれをまた取る気になるとは。
私だったら遠慮したい。
目付きの悪い男子が更に怖い目をしている。


?「おい!お前らいい加減にしろ!!」

教「彼らは1年生かね?はぁ。」


(あれ?確かあれは教頭……)


教頭の他に3人の男子が二人の勝負を見ている。
どうやら上級生を無視して新入生が暴走しているようだ。


"ドカッ"


サーブを打つ音を聞いてコートを見ると


?「…おら!!」


"キュッ"


(…!正面に入った!!)


さっきは取れなかったボールを正面でレシーブ…


?「よし!とれ…ぶは!」


しきれず、勢いそのままに


?「主将の言うことを聞かないなんて問題だね…ぶおぉ!!」


教頭に直撃し

ズラが


宙を舞う


更には


"スポっ"


隣の男子の頭に


乗ってしまった。



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