第6章 家族
その次の日(土曜日)
マンション
十「ー!!!荷物ってこれくらい?」
『はい。それで最後です。』
パパがいなくなりマンションでは暮らせなくなったため、松野ファミリーの皆さんと暮らすことになった。
荷物と言っても制服と仕事用の武器と2、3着の私服だけ。お引越しという事で十四松さんが来てくれたけど。
十「もっといっぱいあると思ったのにー!ヘコミー」
残念そうにしている。
本当にこうしているとマフィアの人には全く見えないなぁ……
『行きましょう!』
十「うん!」
10年住んでいたマンションに別れを告げ、松野家へと足を運んだ。