第5章 ごめん
そして試合当日
(なんなんだよ藤原のやつ)
八神は最初から飛ばしてしまった
(八神くん‥)
後半八神はスピードが落ちてきた
「くそ‥」
八神は必死に走り志倉に繋いだ
(くそ‥なかなか抜かせない‥)
小日向は門脇の合図を待った
「GO!」
「小日向!」
(歩くんナイス!)
小日向は近道をして相手を抜かした
(大丈夫‥大丈夫‥)
相手より一歩はやく繋げた
「‥!?」
だが相手はタッチした瞬間いきなりスピードが上がった
(まずい‥)
相手との差がひらいてしまった
「焦らないで」
「門脇先輩‥」
門脇の声で里奈は落ち着きを取り戻した
「確か‥近道が‥あそこでいくしか」