第1章 あの日からずっと…
カメラマン「最初カメラ目線ください!」
パシャ!パシャパシャ!
カメラマン「はい、オッケーです!」
女性記者「では、質問に入らせてもらいます。
さんは、期間限定、ということで
嵐さんに加入いたしました。
最初のお気持ちを教えてください。」
この質問は、入った当初よく聞かれた。
定番と言っては定番だ。
女性記者「…では、最後の質問です。
グループを離脱されてからは
どのように考えていますか?
ドラマなどで女優としても活躍されていましたよね!
そう言ったお仕事を続けていきたいですか?」
女優…か…。
「そうですね。歌と踊りでパフォーマンスするのも
もちろん楽しくて好きです。
女優のお仕事もそれもまた新鮮で…。
ですが、学業優先したいので暫くはお休みですかね?」
この取材を受けすぐに、雑誌が発売された。
そこには私の、芸能界引退!の文字が躍っていた。