第1章 あの日からずっと…
〜大野サイド〜
遊園地かー。
おいらも久しく行ってないなー。
遊園地はもちろん楽しみなんだけど
その日はちゃんの最後の日。
取材に向かうためにシェアハウスを出る後ろ姿見るだけで、
なんかもう…。
松本「あ、リーダー泣いてる。」
二宮「あーらら。」
相葉「俺だって!ぐすっ…俺だって辛いのに
我慢してるんだからね!」
櫻井「ばっか!泣くなよー!」
大野「ふふっ。」
あれ、おいらも涙が…。
櫻井「リーダーも泣いてるしー!
大丈夫??」
翔くんがすかさず気づいて隣に来てくれた。
ありがとう。
松本「そういえば、解散してからはどうすんだろ?
事務所に残るのかな?」
そうだ。解散してからも事務所に残って
活動するかもしれない!
そうしたらまた会えるし!
櫻井「や、それは事務所とちゃんが
話し合って、契約更新するか決めるんじゃない?
こればっかりは事務所で考えてることわからないしなー。」
あーそっか。事務所が残ってほしいって言っても
ちゃんが拒否れば契約更新はならないし、
ちゃんが残りたいって言っても
事務所が認めなければ更新されないし。
でもきっとちゃんは事務所に
残りたいって言うだろうなー。