• テキストサイズ

ゲロッパっ!〜卒業編〜

第2章 3月31日




二宮「…さみしいです。」


びっくりした。和くんがカメラの前で

そんなこと言うなんて。

「うん。私もみんなと離れるのさみしい。」



隣にいるけど、顔が見れない。


どんな顔してそんなこと言ってるの?


声が苦しそうで耐えられない。


そのままずっと無言で、


頂上に差し掛かった時に、


二宮「ね、これなんだろ?」

「なに?」


和くんが足元を指差してしゃがんだので

私も真似をした。




すると、私の口に柔らかい感触が。


カメラからの死角を狙ってキスしてきた。


そして何事もなかったように元に座り直し、


二宮「ただのゴミか!虫に見えたから!」



「そ、そうだね!虫に見えた!」


そう言った。



二宮「勉強もいいですけど、

たまにはストレッチとかダンスとか

体動かしといた方がいいから。


じゃないと後でせっかくここまで


出来るようになったのに動かなくなるから。」


「うん。ストレッチとかしとく。」



そしてまた降りるまで無言。



でも、乗り込んだ時とはまたちがう感覚で、

今もドキドキするけど心地の良いドキドキだった。



観覧車を降りてみんなの所に行く。


「お待たせ〜!」


相葉「虫いたの!?大丈夫!?」


まーくんが駆け寄ってきて言った。


「虫に見えたんだけどゴミだったの!

ちょっと焦った!」

そんな私たちの様子を見てから翔くんが、


櫻井「CMのあとは、

この遊園地からライブをお届けします!

よろしくねー!」

大野「一旦CM!」


カットがかかり、遊園地のステージへと

移動をしたり着替えをした。


最後のステージ。


最高の思い出作ろう!!



/ 159ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp