第14章 できることなら
〜ルーシェside〜
必要最低限の荷物とサンちゃんを持ち、
森の奥へとやってきた。
どこに、メニアがいるのかなんてわからない。
けど、なんとなく直感でここに来いって言われているような気がした。
メ「あら、ルーシェ様。いらっしゃったのですね」
「えぇ、私はみんなを…仲間を助けたい」
メ「その判断、とても正しい答えだと思います。では、行きましょうか。カジキの待つ船へ」
メニアは、私とともに歩いてカジキがいると言われている船にやってきた。
あの時確かに死んだと思ったのだけれど、
それは甘かったみたい、、
手下「おお、カジキ様のお嫁さんが戻ってきたぁぁぁ!」
一同「「「おぉぉぉぉ!!」」」
この人達も、死んだと思ってたけど…
生きてたんだ。
メ「こっちですよ、ルーシェ様」
私は、メニアについていく。
ついたのは1番奥の部屋。
扉が開くと中には、
カ「おかえり、子猫ちゃん」
カジキが、椅子に座っていた。