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小さな海賊

第1章 小さな女の子



「あ、あのいいですよ…ここで下ろしてくれたら自分で行けます」

フ「よーし!方向転換!!」

そんな、みなさんに迷惑がかかる…。

ル「俺たちに、任せとけ!な?」

「…どうして、初対面の私にそんな優しくしてくれるんですか?」

ル「どーしてって…そんなん、助けたいからに決まってんじゃん!」

私は素敵な人達に出会った。

サ「ところで…売れられたってどーゆーことだ?」

「あ…それは……」

───────ガタッ

「きゃっ」

いきなり船が揺れてバランスを崩す。

ル「っと、あっぶねー」

ルフィさんに支えられ倒れるのは免れた。

サ「ロビンちゃん、ナミさん、大丈夫ですか?!」

ゾ「なんだ??」

横には、
この船より大きな船が止まっていた。

嫌な予感がした…
すごい、寒気を感じ身体が震えた。

ル「おいっ、ルーシェ大丈夫か?」

「ハァ…ハァ…大丈夫です…」

こ、呼吸が整わない……

ウ「なんだよ!この船」

ナ「海賊船ではなさそうね…?」

隣の船から1人の男がやってきた。
大きな体で、いかにも悪役っぽい男が。

?「子猫ちゃん。やーっと見つけた」

私のよく知る…男……

「カジキ…」

私のことを買った男。
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