第6章 2人の王子
「んん~」
朝になり、ルーシェは目を覚ます。
眠い目をこすりながら、体を起こすが誰もいない。
「あれ?」
(もう、二人ともダイニング行ったのかな)
ぴょんぴょんしてる髪の毛のまま、ルーシェはダイニングへ行く。
────ガチャ
「おはよ〜…って、あれサンジだけ??」
サ「ルーシェちゃん、おはよう。朝ごはん出来てるよ」
「あ、うん」
(帰ってきてたんだ…よかった)
ルーシェは、席に座ってご飯を食べる。
「いただきまーす…モグモグ……おいしい……ん、サンジみんなは??」
サ「なんか、サマータウンの王子って人に呼ばれて町にでかけたよ」
「え?なんで…?モグモグ……」
サンジは、ルーシェの向かえに座ってコーヒーを飲む。
サ「なんか、海賊に興味あるみたいだったけど…まぁ、行ったのはクソマリモとルフィとナミさんだけみたいだけど。ほかは自由に遊んでるんじゃねぇか?」
ルーシェは、ご飯を食べながらサンジとの会話を楽しんだ。
「サンジ、昨日どうしたの〜?心配したよ」
サ「あぁ、ごめんな…心配かけて」
(…サンジどうしちゃったんだろ……あ!プレゼント!)
「あ、サンジ!ちょっと待ってて!」
ルーシェは、急いで女子部屋に戻るとプレゼントを持ってまたダイニングに戻ってきた。
サンジは、その早さに目をまん丸くする。
「はい!!」
サンジの目の前にプレゼントを差し出す。
「プレゼント!!」
サ「え、いいのか…?」
サンジは、嬉しさを隠しながらプレゼントを受け取る。