• テキストサイズ

【進撃の巨人】後悔しないため

第11章 11





少し遠くにいるアンナに気づいたハンジはノアに声をかけ

ひらひらと手を振り、笑顔で見送った

アンナは自分のもとへと飛んでくるノアに喜びを感じるのと同時に動悸が増す

ドクン!

一際大きな心音と同時に気づいた

木の陰からノアを狙う巨人がいることに


「ノアさん!うしろ!」


思わず叫んだ

アンナの声にノアはうしろを振り向く

大きな口を開け地面から飛び上がる巨人

アンナは無意識に飛び出した

少し離れたところにいたために追いつかないその距離

ダメだ、間に合わない!





そう思った瞬間、目に映ったのは巨人の背後から飛び出してくるリアム

異常なスピードでノアさんを突き飛ばして

バクッ


「っ、リアム!」


下半身が巨人の胃袋へと入っていった


「くそっ」


アンナは飛び出したスピードを緩めることなく巨人の頸を抉る

一発で仕留めた巨人からは蒸気が噴き出し跡形もなく消えていった



/ 201ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp