• テキストサイズ

【進撃の巨人】後悔しないため

第11章 11





「発射用意!」


標的が的に入るまで、あと50m

その場にいる全員の顔に緊張が走る

ドタドタドタ

危ない足取りで前を走る二人の兵士を捕食しようと懸命に走る巨人

口はだらし無く開かれ、一見知能のない人間のように思えるそれは木の上の兵士たちに気付かない


「発射!」


少し開けているその空間

リアムたちは駆け抜け、罠は巨人にだけ打ち込まれる

刹那、大きな爆発音のようなものと砂埃

木の上にいるというのに目の前まで飛んでくる砂

あの装置がこれほどまでの威力だとは思いもしなかった




/ 201ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp