第7章 ウッカリ
で
俺がその事実を知ったのは、花ちゃんの唇とマジで重なる5…いや3秒前――…
ガチャ
櫻「ハイ、カーット!ストップスト~~ップ!」
相「!?」
大「…マジか」
二「ほらぁ~。あぶねーあぶねー」
松「ハグくらいまでならまだしも。さすがにそれはダメだろ!(笑)」
イキナリずかずか入ってきた四人。ビックリしすぎて、俺、頭真っ白になってた。
だって一瞬誰だかわかんなかったんだもん!それぞれ…何か変なカッコしてるしっ。
相「あ…なっ…えっ?」
二「落ち着け野獣」
櫻「とりあえずその…牙をしまってください?」
相「!」
慌てて、花ちゃんの両肩から手を離す。
大「何をやってんのよ、あなたは」
相「あ…」
大「ここは仕事場ですよ」
相「う…はい…」
リーダーが(珍しく)真顔でお説教…
松「ちょっと手ぇ出すの早過ぎじゃないっすか(笑)」
櫻「手っていうか、口?(笑)」
相「~~~~だって!」
二「はい、だって?」
櫻「なんですか」
松「言い訳があるなら聞きましょうか」
大「言ってみなさい」
相「~~~~」
わかってるよ!俺だってっ。
仕事場だってことも、こんな、誰に見られるかわかんないようなところで、こんな…ハレンチなことしたらイケナイこともっ!わかってるよっ?
でもっ!!
~~~テンションMAX上がっちゃったんだもんッ、しょーがないでしょっ!?