• テキストサイズ

【ツキウタ。】魔王様と○○

第2章 魔王様と彼女


物心ついた頃から隣にはいつも隼くんがいた。



私の家は代々霜月家に仕える使用人。


親の仕事中はいつも隼くんと勉強したり、習い事をしたり、遊んでいた。


しかし、霜月家のお坊ちゃん隼くんはどれも気まぐれ。

数分後にはまた違うことを始める。

ケンカをして私が怒って出て行った時だって次会った時にはいつもの隼くん。

気まぐれ、自由、予測不可能

それは小さな頃からそうだったのかもしれない。


そしていつの間にか芽生えた恋心。


高校生になってやっと実った恋は涙の味がした。







/ 136ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp