第5章 魔王様とぬくもり【R18】
翌朝
「ふぁ…」
「寝不足か?」
「は、始くん!お、おはようございます…」
共有ルームには朝食を食べにグラビとプロセラメンバーがちらほらと集まっていた。
「隼に程ほどにって伝えてくれ」
「酷いな始は…」
「隼くん!今日は早いのね」
こんな時間からしかも、自分から起きてくるなんて…
「今日はすごく気分がいい。どうしてだと思う?始」
「良かったな…」
淹れた紅茶を優雅に飲む姿はいつも通り。
「あ~…今日は良い日になりそうだな」
「じゃあ、隼、この調子で仕事に行くか」
「海も飲むかい?美味しい紅茶…」
結局、いつも通りの魔王様でした。
「ああ、今日も僕は仕事に行く…はぁ」