第5章 魔王様とぬくもり【R18】

【隼】

愛液が絡んだ指はゆっくりと小春の中へと入っていく。

中に入るとキュッと小春の中が締まったのが分かった。

「小春」

「はぁ……ん」

名前を呼べば可愛い声でないている。

グチュ、グチュ

中で動かしてみれば水音を立てる愛液。

息を荒げながら小春は僕の腕を掴んだ。

「ねえ、小春。僕のも気持ちよくさせてくれる？」

先程から今か今かと窮屈な下着の中にいる僕のモノは限界。

「触ってくれる？」

「私が？」

「小春が気持ちよくして」

横になっていた身体を起こし小春と向かい合う。

「どうぞ、小春」

「で、では…」

小春の手が下着に触れると僕のモノは小春の前に顔を出した。

お腹の前まで立ち上がったソレは早く触れて欲しくてたまらないで待っている。

恐る恐る小春がソレに触れると快楽の世界に引きずり込まれていく。

「そう…上手だね。小春…」

ソレを包み込む小さな手は上下に動いたりする度にソレから溢れる透明な汁に濡れていく。

「っ…気持ちいいよ小春」

「ホント？じゃあ、隼くんも気持ちよくなって」

「小春？」

一瞬止まった小春だったが動いたと思えばペロリとソレを舐めた。

この行動に驚きもしたが、嬉しくもあった。

上目遣いで僕を見ながら僕のソレを舐める小春。

今すぐ誰かに伝えたい。

誰に伝える？

もちろん始。

可愛い小春を始にも知って欲しい。

まあ、冗談だよ。

この姿を知っていいのは僕だけ。