• テキストサイズ

【ツキウタ。】魔王様と○○

第20章 魔王様とライブ


「はぁ…疲れた」

「お疲れ様…」

ソファーに座る私の太腿に頭を乗せ寝転ぶ隼くん。

平常運転の隼くん。

さっきまでキラキラと輝いていたのが嘘みたい。

でも、これが彼なのかもしれない。

「暫くは働きたくないかな…」

「働きたくないのはいつもの事でしょう?」

「ライブ頑張ったから…旅行でも行こうかな?」

「どこに?」

「世界一周とか」

「そんな休みなんて無いですよ…大学だってあるんですからね」

「じゃあ、卒業してから行こうかな…小春と一緒に」

「私と?」

「小春と行きたいな…色んな国、色んな場所」

「……考えておきます」

世界一周は規模が大きいけれど、行ってみたいな…色んな国に。

「小春、約束だよ?」

ちゅっ……

また1つの夢。

色んな夢を持って明日、また明日へと続いていく。
/ 136ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp