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Welcome to our party 2 【気象系BL】

第88章 ライバルは……俺!? by みきちん


暫くしたら、遊び疲れたのか静かになった。


そこからは2人で勉強。


シャーペンを回しながら考える姿。

わからなくてイライラして頭を掻く姿。

理解できて子どもの様に嬉しそうに笑う姿。


色々な潤の姿を独り占め。


「少し、休憩しねぇ?」

「うん、そうだね」

「お菓子とジュース取ってくる」

「ありがとう」


カラカラカラ…


再び聞こえたヤツが遊具で遊ぶ音。


「ザンネーン、潤はいないよ」

俺はケージに向かうと顔を近づけた。


ジッと俺を見つめてながら近づいてきた
ヤツに何となく指を伸ばした。


『イテッ!』
「キチュ!」

おもいっきり指を噛まれた。


絶対に血が……


えっ?えっ?

えぇぇぇぇぇぇ!


俺の手が……俺の手じゃない。


なっ、何で?


どうなって……


『えぇぇぇぇぇぇ!』
「キチューーーー!」



見上げた先に……俺がいた。

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