Welcome to our party 2 【気象系BL】
第86章 128√e980 by きぃな
【カズside】
「センセ、他に何か手伝うこと…」
ここは理科準備室
PCに向かう松本センセーが顔を上げて、チラリと俺を見やる
「そうだな…疲れたからちょっと甘いの欲しいな…カズ?」
センセーが俺を見つめたまま、ポンポンと自分の膝をたたいて微笑う
「…はいはい」
「返事は一回」
「はーい」
俺は渋々センセーの傍へ行く
くるりと椅子を回転させたセンセーが、俺に向けて両手を伸ばす
「ふふっ、エロ教師」
「おまえのせいだろ、カズ」
伸ばした腕に引かれて、ニヤリと微笑うセンセーの膝の上に向かい合って座った
「っ、んっ」
チュッと触れるだけのキスをして、すぐに唇が離れる
「っ、ふふっ、ほらもうその蕩けそうな瞳…こんなんじゃ足りないんだろ?」
「んっ、じゅ…っ…センセっ、んふ、んん…ぅ」
甘い声でねだるようにセンセーの名前を呼べば、すぐに応えて深くて熱いキスをくれる