Welcome to our party 2 【気象系BL】
第77章 大人への階段 by みきちん
今日も俺たちは身体を重ねる。
兄さまの唇は俺の身体を
あちこちを這って快感を与えてくれる。
でもその唇は……
一番望んでいる事してくれない。
一番欲しい言葉を言ってくれない。
「あぁっ、そこ…ダメッ」
そして俺の唇は
その快感に悶える声を出し続ける。
「潤のココは厭らしいな」
先走りで濡れる俺のモノを手に纏い、
急速に上下に扱いていく。
「やっ、やっ、そんな…ああぁっ!」
そして俺は簡単に白濁を吐き出す。
「毎日してんのに、今日も大量だな」
まじまじと手を濡らした白濁を見つめる。
当たり前でしょ?
好きな人に触れられたんだもん……
「それとも準備の為か?」
吐き出した白濁を蕾の周りに塗りたくると
ぷすりと簡単に指を飲み込んだ。
「んあっ、いきなり……待って!」
その指はすぐに俺のいい所を責め立てる。
すぐに俺の身体に溺れる快感を与えくれるのは、
何度も身体を重ねた証。
でも今日だけは……その渦から逃げ出したい。
「やぁぁ…っ」
その願いはいつもより早く
俺の中を貫いたモノによって掻き消された。