Welcome to our party 2 【気象系BL】
第57章 S執事とM貴族 by きぃな
「ふうん…なかなか面白い夢だね」
「でしょでしょ♪」
見上げる翔ちゃんの口角がニヤリと上がる
「でも、あながちウソじゃないかもよ…ほら?」
そう言って翔ちゃんが俺に見せた一冊の台本
その表紙に書かれたタイトル
『貴族探偵ドラマSP
ー謎解きはショコラのあとでー』
「えっ、なっ、マジでっ!?」
「ふふっ、だからさ、練習しとこっか?」
翔ちゃんがせっかく起き上がった俺を、またソファーに押し倒す
「御前、ふふっ、御前のイイところはこちらでございますか?」
「あっ、しょ…ちゃっ、そんなエロドラマなワケないっしょっ、あっ、あぁっ」
深夜のリビング
エロ執事の指使いに
従順な貴族の甘い声が響いた♡
ーお・わ・れ♡ー