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Welcome to our party 2 【気象系BL】

第39章 ひょうたんからチョコレート by のさまじょ


「あ…相葉先輩っ…俺とっ付き合ってください!」

もう予鈴が鳴って焦っていた。
だけど、中庭の銅像の向こうから聞こえたその声に俺は足が止まってしまった。

この声…

そっと銅像の台座に身を隠して、声のした方を見遣ると…

「ごめん…二宮…」

二年の相葉が見えた。
その隣には、いつも相葉にくっついてる櫻井の姿。

一年の二宮は、顔を真赤にしたままうつむいてる。
その隣には、いつも二宮にくっついてる松本の姿。

櫻井も松本もあちゃーって顔してる。
相葉はものすごい困った顔をしてた。

「お…俺、好きな人いるから…」

がばっと二宮は顔を上げた。

「だ、誰ですか!?」
「…三年の…大野さん…」


お、俺ぇ!?

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