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Welcome to our party 2 【気象系BL】

第34章 甘噛ーAmagamiー by millie


遡ること数日前。
なぜか楽屋に女子高生がいたんだよ。
しかもさプレゼントを手渡してるのよ、智に。
で、それを嬉しそうに受け取ってるの、あの人。

イラッとしたからさ、思いっきり音立ててやったら二人して振り返るのね。
で、その女子高生が思いっきり嬉しそうに「二宮くーん」って。

え?って思ったらさ、それ、知念だったわけ。
なんでも番組の企画でメンバーが女装して女子会やって?んで面白いからそのまま先輩にバレンタインやろうぜ!ってノリになってあの人のところに来たらしい。

なんだよそれ。
うちの事務所もいよいよおかしくなって来たのか?
そんなことを思ってる俺に智は脳天気に言いやがる。

「ねー、侑李めっちゃ可愛くない?本物の女の子みたいでチョコ貰ったとき、ドキッとしちゃったもん!」
「じゃぁ僕とデートしてくださいよぉ、大野くん!」
「えーそんなことして雑誌載ったらやばいじゃん!」

わちゃわちゃと戯れる二人に苛立ちを感じ始めた頃、めっちゃクオリティの高い八乙女が知念を迎えに来て目の前の茶番は解消されたけど…。
俺のイライラは一向に解消されなかった。
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