第32章 Joyeuse Saint Valentin by うめ

「あっっ、あんっっ、さとっっ…あぁっっ」


かずの甘い声が心地いい。
かずを抱きながらも…おいらが抱かれてる様な気持ちになれる。


ふと、テーブルの上の残りのケーキが目に入り、動きを止める。



「オペラ…だっけ…」


「え？」


「これとかず…どっちが濃厚で甘いか比べて見る？」


「何するの…？」


「こうすんの」


「んんっ！」


ケーキをかずの口にくわえさせ、また動き始めた。


「これで両方の口で同時に味わえるな」


「ん…ばかぁ…」


かずの腰を支え激しく揺さぶった。


「んっっ、んぁっっ、はぁっ」


ケーキをくわえた口の隙間からかずの吐息が漏れて…見てるだけですっげーえろい。
顔を近付けケーキを食べながら腰を動かしてると…さっきよりも甘く感じた。


「でもやっぱ…かずの方が甘くて濃厚だな」


最後の一口を食べると快感で涙目のかずが俺にしがみついてくる。


「あ、たりまえだ馬鹿っ…そうでないと離婚っっ…」


くぅっ！
本当に可愛い！


世界一の極上スイーツを味わいながら一気に高みへと上り詰めていく。


「あぁっっ、さとしっっ…」


かずがイくのと同時においらもかずの奥を熱く濡らした。


「はぁっ…はぁ…かず…すっげ…」


「ん…さとし…」


そっと唇を重ねる。


「サンキュ。すっげ美味かったよかず…」


「変態…」


嬉しそうに微笑むかずを見てるとまたすぐに復活しそうになった。


「やっぱかずが１番えろいよな。松潤に自慢してやるか！」


「それはしなくていい！」


「いってぇ！」


ーＴＨＥ ＥＮＤー