Welcome to our party 2 【気象系BL】
第29章 それはやっぱり恋でした。 by きぃな
立ち上がった二宮がパンパンと服をはたく
「雅紀さまはそういう…ご趣味ですか?」
「…うるさい」
おまえだからなのか、俺にも解らない
チラリと見やった二宮の口角がニヤリと上がったかと思うと、俺はそのメイド服を着た小さなヤツに、あっという間にベッドに組み敷かれた
「っ、な…っ」
さっきとは逆の様相で、二宮が俺を見下ろす
「雅紀さま、私は受ける側じゃなくて攻める側だと覚えておいてくださいませ」
そう言った口が俺の唇に重なった
「んっ、んん…っ、はぁっ、おま…っ」
「っ、では後程」
すぐに離れた唇
そのままスッと立ち上がった二宮は、涼しい顔で俺の部屋を後にする
今のは夢…だよな…