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Welcome to our party 2 【気象系BL】

第26章 原罪 by millie


ぱたぱたと小さな足音が近づいてくる。

「まーくーん!まぁーくーん、どーこぉ?どこれしゅかー?」
「ここだよ、かず」
「まーくぅーん、いたぁ!」

ニコニコ顔で飛び込んできた和也は手に握りしめていたものを僕の掌に置く。

「どんぶり~!まーくんにあげりゅ」
「…え?あ、どんぐりだ。くれるの?ありがとう」
「どたまちて」
「ほっぺ、赤いね。どうしたの?」
「おしょと、さむさむよ~」

そっと手を当てた頬は確かに冷たかった。

「まぁくん、おてて、あったかいねぇ」

無邪気に笑う弟が可愛くて仕方なかった。

それが…どこでこうなったんだろう。
もう、戻れないんだよ、俺たち。
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