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Welcome to our party 2 【気象系BL】

第16章 暁闇 by millie


「雅紀…もしかして…。したこと…ない?」

小さく頷く顔を見て驚きを隠せなかった。
確かに雅紀の周りに女の影はなかったが結婚して後継ぎを残す必要があるのは自明の理で…。
故にとっくに…と思っていたのに…。

「雅紀…大丈夫だ。教えてやるから。これは悪いことじゃない。いいんだよ、体が、心が感じるままに委ねろ。そのまま逝かせてやるよ…」

潤は再び雅紀の茎を握る。
手の動きは着実に雅紀を追い詰めていく。

「潤っ、潤っ、こわ…ぃ、たすけ…て」

潤の上衣を握り必死に与えられる愉悦から逃れようとする。
雅紀の下履きに手をかけると一気に剥ぎ取った潤が雅紀の茎を咥えた。

「だめっ、汚いよっ」
「馬鹿だな、雅紀は。こんなに綺麗なのに…。誰にも穢されてないここを俺にくれよ」

主君に馬鹿なんて普通なら言えない。
でもそんなのもう関係ないから…。

潤は雅紀に口淫を施し、その欲を口に受けた。

「潤、ごめん、ごめんなさい…俺っ」

ゴクリと嚥下する音に雅紀が目を見開く。

「なに…した…の?」
「飲んだ」

その一言にこれまでにないほど赤面した雅紀。

「まだだから。こんなもんじゃ済ます気ないからな?全部貰うから…。雅紀の命も…全部」

にやりと笑った潤が雅紀の体をひっくり返した。
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