第3章 沖田+土方 ×トロイリズム【三者性愛】
「あぁ‥‥‥」
総悟に呼ばれ、襖の奥からは土方さんが出てきた。
「え‥‥土方さ‥‥」
何で今、土方さんが此処にいるの
何で総悟が彼の名を呼んだの
現状に理解できなくて、頭の中で整理が追いつかない。
私、いま、総悟と‥‥‥‥
「‥すず、‥綺麗だな。」
沈黙が少しの間流れていたが、
ふと、土方さんが小さく呟いた。
その声を聞き、すずは自分があられもない姿でいることに気付いた。
元々着ていた服ははだけ、着ていると言うにもおこがましいくらい淫らな格好。
服の隙間からは鎖骨が見え、肌が先程までの行為で汗ばんでいる事が分かる。
肌は月の光でより一層白さが増し、すずの美しさを際立たせていた。
「や‥‥‥っ見ないで下さ‥‥‥‥ッ」
羞恥心が湧き上がり、顔がさーっと赤くなりつつも
すずは急いで服を捲くり上げ肌を隠した。