第3章 幸せな朝 -リョーマside-
「んん...」
まぶしい
今日は休日だったはずだしまだ寝れるな
なんか
隣あったかい
またカルピンが潜り込んだのか?
気持ちよくてぬくもりにすり寄る
あれ?
カルピンってこんなにでかかったっけ...
まだ眠くて
とろけそうな意識を必死に引き寄せて瞼を開ける
「先輩...」
目の前に大好きな先輩の寝顔
「そうだ、俺昨日..先輩と....」
昨日の事を思い出して顔が一気に赤くなる
以外にまつげ長い
普段こんなに近くで見ることが無い先輩の顔..
「...かわいいじゃん」
俺、キャラ崩壊してる...
もう一度
先輩にすり寄って瞼を閉じる
カルピン親父にいじめられてないかな
なんて考えながら
俺は再び夢の世界におちていった