第7章 システム暴走
「ガァルルの時も本当はみかん怖かったなの」
「らぁら‥みかん」
「パキったら里奈ちゃん消えちゃうんでしょ?」
里奈は頷いた
「らぁら‥」
みれぃもらぁらと同じ気持ちだ
「私にはもう喋るだけでせいいっぱいなの」
「どういう事ガル?」
「私はもう‥」
らぁらは里奈を抱きしめた
「ダメじゃないダメじゃないよ!」
らぁらは里奈を失いたくない
シオンはらぁらの肩に手を置いた
「苦しめないであげてくれ」
「シオン‥シオンはいいの里奈?がいなくなっても」
「シオンがそんな事思うわけ無いだろ!!」
「ちょっとドロシー」
「私はまだライブをした事がないからしたい気持ちはある‥だが里奈を苦しめてまでライブをしたいとは思っていない」