第1章 子育てと出入りと吉原と
「あっ、刹那...」
『2人とも...ちょっと鯉伴借りていくわね(ニコッ)』
「「は、はぁ~い」」
『ちょっと来て』
刹那の声が怖い
こりゃぁ、相当怒ってるな...
しばらく歩いて桜の咲く吉原の裏の丘まで上がって来てから、ふと刹那が足を止めた
『私って、魅力ないのかしら...』
「はぁ!?」
「だって鯉伴ったらこんな所にくるんだもの///」
俺の嫁は何て可愛い事を言い出すんだ///
刹那に魅力を感じない時なんて一分一秒も無いってゆうのに...
刹那を抱き寄せると俺の胸にすり寄ってきた
『鯉伴...あなたと一つになりたいの///』
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