藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第24章 ♡FinalStory♡ 消えないキズナ
「「……。」」
二人は今だ頭を上げようとしなかった。
「お二人共……せっかく私たちの結婚式に来てくれたんです。
最後まで、みんなと楽しみましょう(微笑)
私たちは、ここにいるみんなは……あなたたちを許します。」
「「……。」」
雅と真琴はゆっくりと顔を上げふたりを見上げた。
「「……(微笑)」」
百合と太輔は優しく微笑んで見ていた。
「「っ……」」
「さぁ、まだ二次会終わるまで時間ありますから、最後まで楽しんでください(微笑)」
「櫻井先生、このような場を設けてもらって本当に感謝します(微笑)」
「……(微笑)」
「っ……あり、がとう……2人とも……」
「麻井先生……最後まで、僕たちでふたりを祝福しましょう(微笑)」
渉は真琴の元にやってきて微笑んだ。
「っでも、俺たちの罪は消えることはない……」
「兄さん……」
「美咲……お前にも、酷いことをしたな……」
「わかって、くれればいいんだ……」
「「……(微笑)」」
「太輔、よかったね(微笑)」
「あぁ、本当に(微笑)」
「ふふh._クラッ…っぁ……」
「……?百合?」
「太、す._バタンッ!」
「っ百合!!!」
「「「っ!?」」」
百合はその場に倒れんだ。
「……。」
「っ百合!っ百合!しっかりしろ!おい!!」
太輔は百合を抱えた。
「……。」
「っちょっと……」
翔は百合の手首に手を当てた。
「……心拍数が、弱くなっています……」
「っちょっと通してくださーい」
「っ薮先生!」
宏太が沢山の人をかき分け百合たちのところへ走ってきた。
「……確かに……伊野尾!点滴の用意!」
「はい!みなさんは近寄らないでください。藤ヶ谷さんも、少しの間だけ。」
「っはい……」
(っ百合……やっぱり、疲れていただけじゃなかったんだ……)
「っ藤ヶ谷、先生……」
「っ……「わぁぁぁぁんっ(大泣)」…っゆり!?」
「っ義兄さん、ゆりが……」
「ゆり……」