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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第23章 ♡Story70♡ ココにいるキセキ


_翌日


太輔はこの日有給を取っており今日は百合と共に式場の確認をする日である。



「結婚式明日だもんね……」



「そうだな……ゆりは、どうするんだ?」



「お兄ちゃんが今日オフみたいだから、
『ゆりのお世話するんだー♥』…って(笑)」



「裕太くんなら安心……なのか?(苦笑)」←



「さぁ?(苦笑)
お母さんも一緒だから、大丈夫だとは思うんだけど……」



ふたりは不安に思いながらも式を挙げる会場へ向かった。



ちなみに二人が選んだ式場はリュミエール大聖堂。







_リュミエール大聖堂


「ここかリュミエール大聖堂かぁ……外でやるんだよね!」



「あぁ、明日は雨降らないらしいからな(微笑)」



「楽しみ~♥」



その後ふたりは式場を散策した。



そして散策したあとはドレスの最終確認。



だが百合は太輔にドレスを見せたがらなかった。



その理由は……








「明日のお楽しみだからだめ!」



「……(苦笑)」






百合side


「ふふふふふ~ん♪」



「凄くお似合いですよ玉森さん!」



「へへへぇ♪」
(ちょっと大胆にミニドレスにしちゃったよ~♪
太輔もドキドキしてくれるかなぁ……)



ちなみにお色直しのドレスは太輔と一緒に選んだが、



ウェディングドレスに関しては百合個人で決めていた。



ドレスを試着中、太輔は……



「……ヒマ。」←



ヒマなようでスマホをいじっていた。すると一件のLINE通知が来た



「……?裕太くんからか、」



LINEを開くとゆりの写真が送られてきた。



どうやら獅依留も一緒らしくツーショットのものだった。



そしてコメントは…



『カワユス♥(〃ω〃)♥
(特にゆり)』



「ははは…裕太くん、相変わらずだな(苦笑)」



太輔は写真を見終わると席を立ち中庭に出た。



「明日、楽しみだな……(微笑)」



_にゃぁ



「……?」



突然猫の鳴き声が聞こえ、太輔は鳴き声がする方に体を向けた。



『にゃぁ…』



「っ……黒、猫?」



太輔の目の前にいたのは艶のある黒猫、太輔の方を見ながら鳴いていた……。
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