藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第23章 ♡Story70♡ ココにいるキセキ
あれから数ヵ月後、年が明け季節は4月、
学校のほうでは既に新学期が始まっている。
そして百合のお腹もだいぶ膨れ、今日は検診日。
さらに新たなことがわかった。
「うーん……」
「八乙女先生、そろそろ性別ってわかるんですか?」
「性別?あぁ…百合ちゃんの赤ちゃんは、女の子だよ。」
「マジですか!」
「マジマジ(笑)
名前はもう決まってるの?」
「私と、同じ名前にしようかなーって(笑)」
「同じ名前にするなんて、今時珍しいね(笑)
でも、そういうのもいいんじゃない?
今のところ順調……かな。出産予定日は、7月6日か7日くらいかな。」
「7月かぁ……6日と7日だったら7日がいいです!
ちょうど七夕だし!」
「その日に生まれるといいね(笑)」
「ですです♪」
(早速太輔に報告だぁ!)
検診が終わり、病室に戻ってきた百合。
百合はベッドに入り机に置いてあるスマホを手にとった。
「今ちょうど昼休みだよね!
報告報告~♪」
『やほ太輔!』
『今日は検診日だったんだけど、
赤ちゃんの性別がわかったよ!』
『マジか。やっぱり名前は
お前と同じ名前なのか?』
『そのつもり~♪
ほかにいい名前あるの?』
『いや、俺もそれでいいと思うよ』
『百合の名前、俺好きだし。』
『やったぁ(*≧∀≦*)
じゃあ決まりだね♪』
『今日は早く終われるから、
帰りそっち寄る。』
『うん!待ってるよ』
『あ!』
『どうした?』
『今、お腹に手を当てたら
ピクって動いた!』
『動いたよ動いたっ
(((o(*゚▽゚*)o)))らんらんらん♪』
『百合もちつけ。』
『また動いた!』
『太輔も早く来てよね!』
『はいはい、わかったよ。
じゃあな。』
『アイアイサー(-^〇^-)』