藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第22章 ♡Story69♡ ふたりが出会えたキセキ
「「「おおおっ……!」」」
モニターにはアルバムの中身が映された。
「っちょ!これ私赤ちゃんの時じゃん!しかも生まれた時!」
いきなり生まれたばっかりの自分が映し出され顔を赤くさせる百合。
「この頃から百合は可愛いなー♡」←
「っお兄ちゃん!……あ!お兄ちゃんもまだ小さーい(笑)」
中には生まれたばっかりの百合とそれを抱き抱える有希子に
裕志と裕太、百合を含む4人は幸せそうな笑みを浮かべている写真もあった。
「貴女が生まれた時、すごく嬉しかったのよ?」
「初の娘が生まれたときは、俺も嬉しかったよ。」
「俺はさ!初妹ができてちょー嬉しかったの!俺が面倒見なきゃなって!」
「ははっ……なんか、恥ずかしいな(照笑)」
「それで、こっちが太輔の生まれた時よ!」
「あら可愛い(笑)
太輔にもこんな時期あったんだねー」←
「っ……」
今度は太輔が顔を赤くさせた。
「太輔は私たちにとって初めての子供だったから、
生まれた時の感動は今でも忘れないわ……」
「お前が無事に生まれてきて、よかったっと心から思ったよ(微笑)」
「っ親父……」
「ふふっ…そしてこれは3歳の時でね……ヨーグルトを頬張ってる写真よ(笑)」
「あはははははは!(笑)」←
「っおい百合!笑いすぎだろ!」
「っだって(笑)
なんか今の太輔と全然違うんだもん!なんか笑える(笑)」
「……。」
「ねぇ太輔ってさ……」
「なんだよ……」
「整形してないよね?」←
「してねーわ!」
「なるほど……ほんと化けたね!髪型補正かな……」←
「……(怒)」
「太輔、カメラを向けられると大抵この顔してたのよ(笑)」
「へぇ……今でもしないの?(笑)」
「するか(怒)」
「次は百合よ、2歳の時ね!。」
「……誕生日?」
「そう♪
さて、ここでみなさんに問題です!」
「「「……?」」」
「この百合はケーキを目の前に喜んでいますね!
まさにすぐ食べたいと言わんばかりの表情をしております(笑)
さて!このあと百合はどんな行動に出るでしょーか!」